WBC世界バンタム級王座統一戦で惜しくもノルディーヌ・ウバーリに判定負けとなった井上拓真、そして井上尚弥vsノニト・ドネア戦に熱狂した11月7日でしたが、11月にはWBSSスーパーライト級決勝ジョシュ・テイラーvsレジス・プログレイス(11/18(月)21時)、WBC世界バンタム級挑戦者決定戦ルイス・ネリvsエマヌエル・ロドリゲス戦(11/24(日)AM11時)が開催され、この模様をWOWOWが生中継することが決定しました。
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WBSSスーパーライト級決勝について
井上尚弥が優勝したことによって「WBSS」が非常に有名になりましたが、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)とは各団体のチャンピオンやその階級の有力者がトーナメントを行い、その階級の真のチャンピオンを決める大会です。
そしてこの大会のスーパーライト級決勝は、15戦全勝(12KO)のレコードを誇るIBF世界スーパー・ライト級王者のジョシュ・テイラー(イギリス)と、24戦全勝(20KO)と高いKO率(83パーセント)を残しているWBA同級スーパー王者のレジス・プログレイス(アメリカ)が対戦し、その模様を11月18日(月)21時よりWOWOWで放送します。
ウバーリへの挑戦権を賭けた試合、ネリvsロドリゲス戦
11月7日に行われたWBC世界バンタム級王座統一戦「ノルディーヌ・ウバーリvs井上拓真」の勝者ノルディーヌ・ウバーリへの挑戦権を賭けて、ルイス・ネリvsエマヌエル・ロドリゲスが対戦します。
ルイス・ネリ(メキシコ)と言えば元WBC同級王者・山中慎介氏との2度の世界戦でドーピング違反や大幅な体重超過で無敗ながら王座剥奪となった問題児で日本でも有名な選手です。
一方でエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)はWBSSバンタム級の準決勝で井上尚弥と対戦し、わずか259秒でTKO負けしてしまいましたが、ダウンタウンDX出演時にダウンを奪った直後に「立たれるとどうなるかわからない」と思っていたほどロドリゲスのパンチは鋭かったようで、テレビで見ている限りでは楽勝のように思えましたが戦っている本人は紙一重だったようです。
この勝者は井上拓真に勝利したウバーリへの挑戦権を獲得することになり、ウバーリには井上尚弥も弟の仇を取りたいと会見で語っていましたので、この両選手が対戦するということで非常に注目の対戦になりますね。
注目のルイス・ネリvsエマヌエル・ロドリゲス戦は11月24日(日)AM11時からWOWOWで放送となっています。