LGのテレビ「49UH6100」はNetflixやプライムビデオなどのアプリをインストールすることによって、FireTV SitckやChromecastを使うことなくそれらのサービスをテレビで見ることができる、いわゆるスマートテレビです。
LGのテレビの最大のメリットは非常に価格が安いということですが、それ以外にも良かった点、悪かった点がありましたので紹介していきたいと思います。
これから4Kのテレビを購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。
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LG 49UH6100の良かった点
価格が安い
LGのスマートテレビの最大のメリットは価格が安いことです。49UH6100を購入したのは2017年3月ですが、Amazonのセールということもあり69,800円で購入することができました。
もしこれと同じ4K対応で49型のテレビをSONYやTOSHIBAのものを購入したとすると2~3倍の価格になってしまいます。
LGの4Kテレビはなんちゃって4Kと言われることもありますが、画質が特に悪いということもなく、プライムビデオの4K動画などを見てみると非常に綺麗で、画質的には非常に満足しています。
プライムビデオなど様々なVODに対応
LG 49UH6100はプライムビデオやNetflixなど様々な動画配信サービスに対応していて、それらのアプリをインストールすることでFireTV StickやChromecastが必要ありません。
対応アプリ
・Netflix
・TSUTAYA TV
・プライムビデオ
・U-NEXT
・YouTube
・ひかりTV
・DAZN
有名どころの動画配信サービスでは、huluとdTVには対応していないため、これらのサービスを利用したい場合はChromecastかFireTV Stickが必要になります。
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スマホのYouTubeアプリからキャスト可能
LG 49UH6100はYouTubeのアプリが対応しているため、リモコンで操作してYouTubeのアプリを立ち上げテレビでYouTubeを見ることもできるのですが、リモコンを使わなくてもスマホのYouTubeアプリで動画を再生すると右上にキャストマークが表示され、それをタップすると「LG webOS TV UH6100」と表示されテレビにYouTubeの映像を映すことができます。
Chromecastでできることが、LG 49UH6100であればChromecastを使わなくてもできるということもあり、スマホでYouTubeを見ていてこの動画を大きくして見たいなぁというときは非常に便利です。
マジックリモコンがめちゃくちゃ便利
左のリモコンがテレビを購入すると付いてくる普通のリモコンで、右のリモコンが別売りのマジックリモコンと言ってポインターを動かして操作ができる非常に便利なリモコンです。
このように画面上に赤いポインターが表示されそれをマジックリモコンで動かし操作します。ゲーム機のWiiで遊んだことがある方だとわかりやすいと思いますが、リモコンをテレビに向け動かすと赤いポインターが動きます。
そして真ん中のボタンを押して文字の入力やアプリの起動などが可能になります。
すごく便利だと感じた機能は、テレビを見ている時にポインタを左上に持っていきクリックすると、一時停止やテレビを見始めた(電源を点けた)時点までさかのぼって見返すことができます(録画していない状態で)。一時的にテレビから離れなければいけないときや、もう一度今のシーンを見返したいというときに重宝しています。
テレビを点けてから消すまでを一時的に外付けのハードディスクに記憶することができるようで、取扱説明書には記載されていませんでしたが「LIVE PLAYBACK」もしくは「タイムマシン機能」と言う機能のようです。
しかし、この機能は他の番組を録画しているときは利用できません。2番組同時録画はできないため、そのような仕様になっているのだと思います。
また、真ん中にはパソコンのマウスのホイールのようなコロコロ動かせるホイールがあり、それを上下へ動かすとチャンネルの切り替えが出来たり、ネットを見ていたり、プライムビデオのアプリを開いているときなどは上下へスクロールすることも可能です。
通常のリモコンだとカーソルを十字キーでちょこちょこ動かさないといけないところをポインターを動かして操作できるので非常に便利です。動画の早送り・巻き戻しも好きな場面まで一気に飛ばせます。
このマジックリモコンは別売りで2,000~5,000円(テレビの型番によって異なる)くらいですが、LGのテレビを買ったら絶対に持っておきたいリモコンです。
このリモコンに慣れてしまったら普通のリモコンは非常に面倒くささを感じてしまうくらいです。
外付けのHDDを使って録画可能
最近のテレビでは当たり前になりましたが、背面にUSBポートがあり、そこに外付けのHDDを接続すればテレビ番組の録画が可能になります。
そのためDVDハードディスクレコーダーなどは必要ありません。また、前述しましたがプライムビデオやNetflixなどの動画見放題サービスに対応しているため、映画やドラマを見るのにDVDやブルーレイのプレイヤーも必要ありません。
LG 49UH6100の悪かった点
録画中の番組の追いかけ再生ができない
録画した番組は録画一覧に表示されるのですが、ここに表示されるのは録画が完了したものだけで、現在録画している番組は表示されません。
そのため、追いかけ再生ができないため、録画している番組が録画終了するまではその番組を見ることができません。
日本のメーカーではこのようなことは無いため、最初は非常にもどかしさを感じましたが今は仕方ないか…と追いかけ再生は諦めています。
番組表、録画一覧を表示するまで時間がかかる
テレビの電源を入れて画面が点くまではそれほど遅いとは感じませんが、番組表と録画番組一覧を表示する際に上のような画面が表示され10~20秒くらい待たされます。
今ではこの遅さに慣れましたが、以前SONYのBRAVIAを使っていたため、最初この遅さにイライラしていました。
録画した番組から次の放送回を予約できない
SONYのBRAVIAには当たり前にあった録画した番組のサブメニューを開き次回の放送予定を録画する。という機能ですが、このテレビにはサブメニュー自体が無いため次回の番組予約ができません。
そのため、毎週放送されているドラマやバラエティを一度見て面白かったので翌週も録画しようと思ったときは番組表を開いて録画する必要があります。
※番組表から毎週録画のセットは可能です。
安いしマジックリモコンも操作しやすいので結果、買ってよかった
今回購入して約10ヶ月使っている49UH6100ですが、約7万円と非常に安く購入でき、マジックリモコンは非常に使いやすいのでコスパには満足しています。
しかし、日本のメーカーに比べると半額以下で購入できるとは言っても、番組表や録画一覧の表示が遅かったり、追いかけ再生ができない、そして録画した番組のCM飛ばしは15秒ごとにしか飛ばせない、などのデメリットがあります。この辺りはやはり日本のメーカーの方が使い方をしっかり考えて作られています。
そのためテレビが大好きで色んな番組を録画して楽しんでいるという方は日本のメーカーの方が良いと思います。
プライムビデオやNetflixなどの動画見放題サービスをメインに利用したい人には格安で4Kテレビが購入できるので、LGの4Kテレビはおすすめです。