ベルギーリーグ2021-22はDAZNが独占中継が決定！

これまで日本人選手が海外移籍をするリーグとして最も多かったのはブンデスリーガでしたが、今はベルギーリーグにまず移籍してそこからさらに上のリーグを目指す選手が多くなりました。

そのため、ベルギーリーグには若手有望株の日本人選手が多く所属しています。

中でもシント・トロイデンにはシュミット・ダニエル（GK）、松原后（DF）、伊藤達哉（MF）、鈴木優磨（FW）、橋岡大樹（DF）の5人の日本人選手が所属し、さらにはビデオアナリスト（試合動画を分析するスタッフ）にも大里 康朗さんという日本人のスタッフが所属しています。

さらには、シント・トロイデンの公式サイトには日本語ページも用意されるなど、非常に日本市場に力を入れているチームです。

そんなベルギーリーグ2021-22シーズンは2021年7月後半に開幕し、日本人が所属するチームに関してはDAZNが独占生中継を行うことが決定しました。

ベルギーリーグの4チームに日本人選手が所属

シント・トロイデン公式サイト

冒頭でも紹介しましたがシント・トロイデンには鈴木優磨選手など5人の日本人選手が所属し、シント・トロイデンの公式サイトを見ると一瞬、柏レイソルのサイト？と思ってしまうほど、完全な日本語のサイトが制作されています。

現在ベルギーリーグのクラブは実力があるのに”安い”という理由で若手の日本人選手に目をつけているようなので、これからも日本人選手はブンデスリーガよりもベルギーリーグに移籍することが多くなることが予想されます。

2020-21シーズン開幕時にベルギーリーグのクラブに所属している日本人選手はこちら

日本人選手が多く所属するシント・トロイデンが注目なのは当然なのですが、コンサドーレ札幌（J1）からベールスホットへの移籍を果たした鈴木武蔵選手です。

2020年シーズンのJリーグでは4試合5得点と絶好調の中、移籍が決まったため新天地のベールスホットでも好調を維持することができればベルギーリーグで爆発する可能性も大です。

コンサドーレ札幌のサポーターとしては大きな得点源を失ったので残念な気持ちになっている方も多いと思いますが、最初で最後の海外移籍のチャンスになるかもしれないと強い気持ちを持っての移籍ですので、必ずやってくれるでしょう。

ベルギーリーグはレギュレーションが面白い

ベルギーリーグには18チームが所属し、レギュラーシーズンではホーム・アンド・アウェー方式で34試合を戦います。

そしてレギュラーシーズン後、上位4チームは4クラブ間での総当たり戦を行い優勝決定とチャンピオンズリーグをかけたプレーオフ1を戦います。

このような上位クラブがプレーオフを戦うという方式はJリーグでも2015～2016年に採用され、非常に盛り上がりましたが、1年間積み上げてきた勝ち点は何だったんだ!?という異論もあり、そして2017年からDAZNがJリーグを中継することが決まり10年総額約2100億円という放映権料が入るということもあったため、2017年シーズンから元々の1シーズン制に戻ったという過程があります。

個人的にはプレーオフは非常に楽しかったのでまたやって欲しいという気持ちがあるのですが、Jリーグではこのような方式が採用されることは無いでしょう。

そこで注目なのがベルギーリーグのプレーオフ制度です。

レギュラーシーズンでの勝ち点の半分を持った状態で上位4クラブが総当り戦を行い優勝クラブはチャンピオンズリーグの出場権も獲得します。

※2位クラブはチャンピオンズリーグの予選3回戦から出場する

その4クラブに日本人選手が所属しているクラブがあったらやっぱり楽しいですよね。

また、プレーオフ2では5～8位のクラブで開催し、5位のクラブが4位のクラブとヨーロッパリーグの出場をかけたプレーオフを行います。

こうやって見ると2015～2016年のJリーグのプレーオフとJ2の昇格争いのプレーオフが一緒に行われているリーグになっていますね。

やっている選手達は大変でしょうけど、一ファンとしては非常に楽しそうなレギュレーションになっていると思います。

そんなベルギーリーグはこれまでスカパー！が放映権を持っていましたが2020-2021シーズンはDAZNがプレーオフまで独占中継となっていますので、日本人選手の活躍や、今やJリーグでは廃止されてしまった盛り上がること間違い無しのプレーオフが開催されるベルギーリーグを見たい方はDAZNへどうぞ！

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